2015年12月23日

ネアンデルタール人は絶滅し、ホモサピエンス人は進化した!!

先日、うちの犬たちを連れて長野県へ行って参りました。


朝早く出発してどんどん車を走らせて

今回の目的地に到着のその前に

ちょっと寄り道お散歩タイム~♪

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今回訪れたのは、長野県にある
聴導犬・介助犬訓練センターです。

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社会福祉法人 日本聴導犬協会さんのこちらの訓練センターでは
捨て犬から適性をみて選んだ候補犬を聴導犬や介助犬として育成し
障害をもたれる方々にマッチングした補助犬を無料貸与するという
動物福祉と障害者福祉、2つの福祉を使命とした活動をされています。


一般の飼い主さまのお家で普通に家庭犬として暮らすのではなく
ユーザーさんを助け支える補助犬としての生活。

そんな生活が自分の愉しみや喜びとなる犬が
そんな生活のために必要な社会性やスキルを身に着けるための訓練を受けています。

今回、そんな候補犬たちの訓練の様子を見学させていただきました。


まずは屋外の運動場で、思いっきり運動タイム♪

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解き放たれた犬たちが思いっきり走り回ります。


大勢の見学者たちのニオイを嗅いで確認して
人慣れ社会化も同時に行います。

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ある程度思いっきり走らせてから、呼び戻し練習。

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呼び戻し練習は犬笛で行われました。


自由にウロウロ走り回る犬たちがいる中で
順番に人との歩行練習。

どんな環境、どんな誘惑の中でも
指示者に注目してちゃんと歩くことを求められます。

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自由遊びを中断しての歩行練習ですが
それも犬たちにとっては楽しい時間のようです。


しっかりたっぷり満足させてから
順番に足洗い&足拭きしてまた室内に戻ります。

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いつもの一連の流れってかんじで、犬たちも慣れたものです。



聴導犬の仕事として教える音は4つに分類されます。

①ドアベル、ファックス、目覚まし時計、料理タイマーなどの日常的な音。

②家族の呼ぶ声、赤ちゃんの泣き声などの家族間でのコミュニケーションの声。

③ドアノック、銀行や病院での順番待ちなどの自宅外の音。

④ピーピーケトル、各種警報器、非常事態での呼び声など安全にかかわる音。


耳の不自由なユーザーさんの生活を助ける聴導犬は
常に音に対して敏感でなければなりません。

でも、日常生活の中にあふれる様々な音のすべてに対して
いちいち過敏に反応するようでは困ります。

日本聴導犬協会さんでは、ユーザーさんとなる方が希望する
屋内での必要な音8種類までを訓練して犬に教えるそうです。

それ以外のいろんな音に対して過敏に反応しないように
音の鈍化の練習タイムの様子を見せていただきました。


太鼓やシンバルや笛などが用意され
辺り一帯に響き渡りそうな大きな音を鳴らし
同時に大声を発してさらに賑やか大騒ぎ状態に!

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空気を震わせ、腹の底まで響いてくるその大音量の中
犬たちのドッグフードが雨あられのように降り注ぎ
「毎度のワクワクタイム♪」ってかんじでパクパク食べる犬たち。


中にはフードを食べれずにじっとしてる犬もいますが
でも「毎度のことですから。」ってかんじで落ち着いてます。

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聴導犬には、犬の自主性に任せた作業や行動を教えています。

なぜなら、ユーザーには聞こえない音を犬が聞いて判断して
ユーザーに知らせるという仕事をするわけですから。

必要な音にのみ反応して行動して、不必要な音には行動しない。
いろんな場所で自信をもって平常心で落ち着いていられる。
かなり高度な環境適応能力と判断力が求められます。



聴導犬、介助犬の候補犬たちは、捨て犬や飼い主のいない犬たちです。
保護される前は過酷な環境で生きていた犬が少なくありません。

ここにいるのは候補犬として選ばれた犬たちなので
性格や行動に大きな問題のある犬はいませんが
でも、来たばかりの頃は食べ物に対する執着が強すぎたりします。

まずは食への執着と怒りを無くしていくために
食への安心感をしっかり与えるそうです。

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ごはんの用意をされている最中、犬たちは落ち着いて穏やかです。

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「早く!早く!」とバタバタしたりワンワン騒いだりする子はいません。


そしてみんなで一緒にいただきます。

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慌てなくても焦らなくても守らなくても大丈夫。
みーんなどんどんおかわりをもらえるから。


大きな犬たちのグループに割り込めなくても大丈夫。
別場所にちゃんと用意されてしっかり食べれるから。

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来たばかりの頃は焦って欲張ってお腹を壊すほど必死に食べるけど
でも数日後には「ちゃんと食べれるんだ」と分かって
興奮することも必要以上に食べることも無くなるのだそうです。


ここの犬たちはちゃんと自分に必要な量をセーブして食べれる。
でも、それをどこの家の犬たちもできるかと言えば、難しいかなー。

多くのお家の犬たちは、摂取カロリーに対して全然消費カロリーが足りてない。

体の運動も頭の運動も心の運動も、圧倒的に足りなくて
何かを求めるエネルギーが食事に向いちゃって
で、食べ過ぎて不健康に肥満状態になっちゃいがちです。

よく食べ、よく遊び、よく学び、よく眠る。
そんな生活を満喫しているここの犬たちってかんじでした。


犬の健康管理がしっかり必要なのは補助犬も家庭犬も同じ。

食事の後には歯磨きをしてお口の健康をしっかり保ちたいけど
目の不自由なユーザーさんには犬の歯磨きは難しいので
タオルでの歯磨き習慣を犬たちに教えています。

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お散歩の後の手足拭きと同様に
食事の後の歯磨きも「いつものこと。」ってかんじで
上手にできる犬たちでした。



聴導犬は必要な音を聞き分けてユーザーさんに知らせる仕事ですが
介助犬のお仕事はもっと複雑で多岐にわたります。

体の不自由な方の補助動作と一言で言っても
どこがどれくらいどう不自由なのかはそれぞれ様々。

なので、決まったユーザーさんそれぞれのニーズに合った介助作業を教えていきます。


主な作業の1つとしては、物の拾い上げ。

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ペンやコインやカードなど、様々な形態のものを拾い上げて
ちゃんと手渡しします。

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それは犬たちにとって楽しいゲームであり
褒められて嬉しいワクワクの時間です。

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聴導犬がユーザーさんに音を知らせる動作についても見せていただきました。

ピンポンやベルの音や、2階から呼ぶ家族の声を教えてくれたり
目覚まし時計が鳴ったら起こしてくれたり。

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東日本大震災の時に、避難できずに取り残されて自宅で亡くなられた人の数は、目の不自由な方よりも、耳の不自由な方のほうがはるかに多かったそうです。

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窓の外から「にげてください」と書かれた紙を見せて教えてくれてるご近所さんの存在を、ユーザーさんに伝えてくれる様子も見せていただきました。

火災などの緊急警報の音や、救助者の声を聞くことができなくても
共に暮らす聴導犬がいつでも聞いて教えてくれたら安心安全ですね。


私たち見学者と犬たちがペアになって
室内を一緒に歩く練習をさせていただきました。

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いろんな人に慣らしながら
いろんな物の間を、たくさんの人&犬の中を
みんな落ち着いてリードをたるませて歩きます。

手が不自由なユーザーさんであれば
犬をリードでコントロールすることができません。
犬が自分自身でリードを張らずに歩けるスキルが必要です。


雨が降ってきて傘を開くこともあるでしょう。
ジャンプ傘に慣らす練習タイムも。

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ボン!!!と傘が開くと


またまたフードの雨あられ~♪

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ビックリすることや嫌なことは
美味しいことや嬉しいことと結び付けて慣れさせます。



人に対する高い友好性、高い社会性、学び好きな高い訓練性
そして、長い期間かけての社会化と訓練を経て補助犬となる彼ら。

でも、一般の家庭犬と比べてかけ離れるほどの大きな違いを感じないのは
私がトレーナーだからでしょうか。

うちの犬にしても、ようちえん生たちにしても
子犬のころから様々な刺激に慣れさせる社会化を行い
人とのコミュニケーションや共同作業の楽しさを教え
いろんな環境で人と楽しく過ごせるワンコに成長させてるから
その延長線上の先にいる、さらに強く賢く育てられたワンコたちってかんじで
さほど変わらないそれぞれの暮らし、という気がしました。


目の不自由な方を安全に目的地まで誘導して歩く盲導犬に関しては
個人的には「ものすごいハードな仕事をしてるなー!」と思ってます。

私自身がものすごい方向音痴で迷子の達人で
人の流れの中を突き進むのも苦手で
自分一人でのお出かけでさえアタフタで
目の不自由な方をお連れするなんてとてつもなく難しいことだと思うので。

でも、素質や才能がありスキルがあり、人の指示を聞いて行動して、人を喜ばせてほめられることが大きな喜びである犬にとっては、過酷に思える盲導犬仕事であっても苦労じゃないのかもしれないなーと思えてきました。


愛情と信頼と尊敬がふんだんにある関係性においてのみ服従関係は成り立ち、そういう相手からの命令に従って行動している犬の脳内には、幸せホルモンのオキシトシンが出ています。ただ見つめ合ってるその時と同様に。

一緒にいることでの安心感と幸福感を得られるのは
家庭犬も補助犬も一般飼い主も障害者ユーザーもきっと同じですよね。


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一緒にいることで安心や平和や幸せを感じるDNAを持つ私たちと犬たち、その関わり合いの歴史は、人類の歴史そのものです。

はるか昔、厳しい自然環境の中で木の実や狩猟動物を求めて住処を変えながら原始的な暮らしをしていた頃、人間の近くで暮らすようになった犬の吠え声で外敵の接近を教えられて人は安全を得て、犬も人から残飯や安住を得て、ギブ&テイクの関係が成り立ちました。

番犬として、時には食用とししての犬が、ギブ&テイクの関係を発展させ、人の号令に従って行動できる狩りのパートナーとなりました。
犬を飼いならす要領で他の草食獣を家畜化が可能となり、犬が家畜の逃走を防ぎ、外敵からの攻撃から守る役割を担い、犬の協力によって牧畜の規模が拡大していきました。

犬との共生によって、不安定な移動生活から定住生活になり、農耕が始まり、町や文明が作られていき、人間の生活が根底から変化・発展していくこととなりました。

犬との暮らしの痕跡のないネアンデルタール人は絶滅し
犬との暮らしを始めたホモサピエンス人は生き残り進化していったと言われています。

私たちが私たちになれたのは、犬たちのおかげ。

私たちには犬たちが必要で
犬という存在によって私たちのすべてが始まりました。

奇跡的に不思議な関係の人と犬。
これからも深く心を通わせ合い、支え合い、助け合い
お互いに安心感と幸福感をたっぷり味わえる生活を
多くの人&犬が送れるといいな~と思う私です。

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キミたちもそう思う?


訓練センターでの見学&セミナーを終えて
トンボ返りで大阪に向かうその帰り道でのSAドッグランにて。

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うちの犬たちの可愛らしさと
一緒にいられることの幸せを改めて噛みしめた私でした。


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